LLHEH:Low Level Hardware Error Handler PSHED:Platform Specific Hardware Error Driver WSL:Windows Server Longhorn |
●WHEAのアーキテクチャ (図はWinHEC 2006のプレゼンテーション資料を基に作成した) |
これにより,統一されたインタフェースでハードウエア・エラーを管理でき,ソフトベンダーが対応する管理ソフトウエアを開発することができる。
管理対象のハードウエアは,64ビットのデバイス・ドライバが提供される,プロセサ,チップセット,メモリー,PCI Expressバス,PCI Express対応デバイスなどだ。マザーボードに備わっているBMC(Baseboard Management Controller)とも共存できる。装置ベンダーがプラグインを提供して,自社デバイス独自のエラーを検出させたりもできる。ただし,PCI Express対応カードの先につながる周辺機器は対象外で,電源ファンのような環境に起因するエラーもレポートしない。
将来は,このアーキテクチャをベースにして,エラーを検出したら自動的に修復する無停止システムを目指す。