ノルウェーのOpera SoftWareは,次期Webブラウザ「Opera 9」のベータ版を公開した。Opera SoftWare社が現地時間4月20日に明らかにしたもの。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
次期版では,ファイル配信プロトコルBitTorrentでファイルをダウンロードする機能を搭載する。Operaに組み込まれた検索フィールドでtorrentファイルを検索し,Operaの「Transfer Manager」機能を使って目的のファイルをダウンロードできる。「ユーザーは,torrentファイルを探したり,ダウンロードするために別々のソフトウエアを用意する必要はない」(Opera SoftWare社)。
また,Operaのウィンドウ内で作動するWebアプリケーションWidgetを利用可能とする。Widgetは,マルチメディア,ニュースフィード,ゲームなどの機能を提供する小さなWebアプリケーションで,OSに依存しない。Opera内で「F6」キーを押すと,Widgetが使える。
そのほかの主な機能は以下の通り。
・コンテンツ・ブロッカ:Webサイト閲覧時に,不要な広告や画像の表示を阻止できる
・タブ化したWebサイトのサムネール表示:タブの上にマウス・ポインタを置くと,そのWebページをサムネール表示する
・Webサイトごとの設定:クッキーの取り扱いやポップアップの挙動などについて,サイトごとに異なる設定が可能
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