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分散コンピューティング・プロジェクトで鳥インフルエンザの新薬開発

2006/04/14
ITpro

 新薬の開発を手がける非営利研究組織のRothberg Institute for Childhood Diseases(TRI)は,感染病の新薬と治療法の研究を目的とする分散コンピューティング・プロジェクト「Drug Design and Optimization Lab(D2OL)」において,H5N1型ウイルスを最初の鳥インフルエンザのターゲットとして指定した。TRIが米国時間4月13日に発表した。

 プロジェクトでは,鳥インフルエンザにおける薬物分子とたんぱく質の結合をシミュレートすることによって新薬と治療法の開発を狙う。TRIは鳥インフルエンザの最初のターゲットとして,人間への感染が認められ人体への悪影響が大きいH5N1型鳥インフルエンザを指定した。H5N1型ウイルスは,人間間で感染する新型インフルエンザへの変異が懸念されている。

 同プロジェクトには,パソコン・ユーザーならば誰でもスクリーンセーバ・プログラムをダウンロードすることによって参加できる。プログラムは,コンピュータがアイドル状態の時に動作を開始する。結果はコンピュータがインターネットに接続された時にTRIに送られる。同プロジェクトにはすでに93カ国から8万人のボランティアが参加しているという。

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