注目の書籍

好評発売中!

IT業界徹底研究就職ガイド2013年版

IT/ネット業界で働くと いうことを分かりやす く解説。2013年3月卒 業の学生向けの1冊。

必聴講座ご紹介

Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代を勝ち抜く企業戦略を考える

エムオーテックス


Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代の企業インフラとユーザー環境の姿

ヴイエムウェア


Cloud Days Osaka 2012
クラウドでIT維新を〜ビジネスを加速させるベストプラクティス

アマゾン データ サービス ジャパン

情報システム

ニュース

ITpro

【IDF】米Intel、新アーキテクチャに基づくマイクロプロセサのロードマップを明らかに

2006/03/08
浅見 直樹=ITpro
図1 新しいCoreアーキテクチャを採用したマイクロプロセサ:上がサーバ用、
図1 新しいCoreアーキテクチャを採用したマイクロプロセサ:上がサーバ用、
[画像のクリックで拡大表示]
図2 Coroeと既存のマイクロプロセサで性能を比較:Officeを利用したベンチマーク。
図2 Coroeと既存のマイクロプロセサで性能を比較:Officeを利用したベンチマーク。
[画像のクリックで拡大表示]
図3 4CPUコアを内蔵するマイクロプロセサ:上と右下がサーバ用、左下がデスク
図3 4CPUコアを内蔵するマイクロプロセサ:上と右下がサーバ用、左下がデスク
[画像のクリックで拡大表示]

 米Intel社は、2006年に出荷を予定する新しいマイクロプロセサのロードマップを提示した。いずれも、「Coreアーキテクチャ」と呼ぶ新しいマイクロアーキテクチャ(内部構造)を採用し(関連記事)、65nmのプロセス技術で製造する。同社のSenior Vice PresidentであるPat Gelsinger氏によれば、2006年末までに、同社が出荷する主流のマイクロプロセサはいずれもCoreアーキテクチャに移行する計画という(図1)。

 ノート向けでは、2006年に「Merom」を投入する。現行品の「Centrino Duo」に比べて、性能が20%増、消費電力は同等という。

 デスクトップ向けでは2006年第3四半期に「Conroe」の出荷を始める。このマイクロプロセサは、従来、「Averill」という開発コード名で呼ばれていたものである。Conroeは、仮想化技術VTおよび管理技術AMT(Active Management Technology)の機能を実装した新型のチップセット「Broadwater」と組み合わせて使用する。動作周波数や消費電力など、具体的な数値は明らかにしていないが、現行のデスクトップ向けの「Pentium D 950」と比較し、性能が40%高まり、消費電力は40%減と見込んでいる。65nmのプロセス技術で製造する。会場では、Conroeのデモを実演した。Microsoft社のOfficeアプリケーションを基にしたベンチマークで比較したところ、現行品が28秒かかった処理をConroeが11秒で済んだ。このデモに限れば性能は2.5倍以上だったことになる(図2)。なお、2007年初めには4個のCPUコアを内蔵した「Kentsfield」の提供を始める計画という(図3)。

 サーバ向けでは、2006年第3四半期に、Coreアーキテクチャを採用した「Woodcrest」の出荷を予定する。現行の「Paxville DP 2.8/800」と比べて性能は80%向上し、消費電力は35%減の見通しである。Woodcrestの消費電力は80Wを見込む。同社の「Paxville DP」が130W、「Irwindale」が110Wなのに比べて、大幅に下がる。これとは別に、低電圧で動作するWoodcrestも開発中で、消費電力は40W程度になる。同社の低電圧動作版Irwindaleの消費電力が55Wであるのに対し、大幅に消費電力が下がる。2007年には、デスクトップ向けと同様に、4個のCPUコアを内蔵した「Clovertown」を提供する。Clovertownの消費電力は、ハイエンド向けが120W以下、メインストリーム向けが80W、低消費電力版が40Wを見込む。

 WoodcrestとClovertownはいずれも、「Bensley」と呼ぶサーバ向けの共通標準仕様に基づくことから、ピン配置の互換性がある。今回のIDFでは、Clovertownを実装したサーバを会場に持ち込み、実際にソフトウエアが動作することを実演してみせた。

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

読みましたか? 〜 未読記事をご紹介