米AMDが，新型デュアルコア・プロセサ「Dual-Core AMD Opteron processor Model 885」「同285」「同185」を米国時間3月6日に発表した。Opteron 885は最大8ウエイのエンタープライズ・サーバー向け，Opteron 285は2ウエイ構成のサーバーおよびワークステーション向け，Opteron 185は1ウエイ・サーバー／ワークステーション向けとする。
サーバー用プロセサ向け省電力技術「AMD PowerNow! with Optimized Power Management（OPM）」を採用し，アイドル時にはプロセサの消費電力を75％低減する。その結果データセンターの冷却および空調システムの負担を減らし，全体的な消費電力を低減できるという。
Opteron 885とOpteron 285は直ちに利用可能とする。1000個ロット時の単価はOpteron 885が2149ドル，Opteron 285が1051ドル。Opteron 185は30日以内に利用可能とする予定。価格は明らかにしていない。米IBM，米Sun Microsystems，米Hewlett-Packard（HP）が新型プロセサを搭載したサーバーなどを計画している。
なお米メディア（InfoWorld）は，新型プロセサ3モデルの動作周波数をいずれも2.6GHzと報じている。
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