「米Amazon.comがデジタル音楽配信サービス事業に参入へ」,英米メディアが報道「米Amazon.comがデジタル音楽配信サービスの開始に向けて大手レコード会社4社と協議中」---英米メディアが米国時間2月16日に報じた。 英Reutersのオンライン・サイト「Reuters.com」に掲載の記事によると,Amazon.com社は米Apple Computerの『iTunes Music Store』に対抗するデジタル音楽配信サービスを今夏に開始したいと考えており,フランスVivendi Universal傘下のUniversal Music Group,ソニーとドイツBertelsmannの合弁会社Sony BMG Music Entertainment,米Warner Music Group,英EMI Groupと音楽のライセンス取得について交渉している。ただし「契約締結には至っていない」(関係者)。 なお,この情報を最初に報道したのは米Wall Street Journal紙(WSJ.com)である。 メディア各社の報道によれば,Amazon.com社は会員制音楽サービスにAmazonブランドの携帯型音楽プレーヤを割引価格でバンドルして提供する計画。携帯電話サービスで,長期契約者に携帯電話機を格安で提供するのと同様の手法を用いるという。 米Inside Digital Mediaのアナリスト,Phil Leigh氏は「これは賢明なアプローチだ。『iPod』への一撃になるだろう。Amazon.com社は消費者向け商品の販売経験が豊富で,5500万人のアクティブ・アカウントがあることが強みだ」との意見をReuters.comの記事に寄せている。しかし同氏は,「大きな課題は,iPodでは使えないかもしれない楽曲を消費者が買う気になるかどうかだ」と指摘した。 なお,Amazonブランドの携帯型音楽プレーヤの製造委託先としては,韓国Samsung Electronicsの名前が挙がっている(InfoWorld)。
◎関連記事
[Reuters.comのWebサイト] |