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「検索エンジンにもの申す」,伝統的メディア業界がコンテンツ利用の対価要求を検討

2006/02/02
ITPro

 新聞,雑誌,書籍出版社は,検索エンジンが伝統的メディアのコンテンツを利用していることに不満を募らせている。約1万8000紙が加盟する新聞業界の国際組織World Association of Newspapers(WAN)は検索エンジンの「コンテンツ搾取」に立ち向かう方針であることを,フランスで現地時間1月31日に明らかにした。

 欧州をはじめとする世界の出版会社および組織で構成する作業部会では,WANが中心となり,出版業者が著作物に対する認識と報酬を主張するための手段を検討するという。結果的に「コンテンツ作成者とニュース・アグリゲータおよび検索エンジンとの関係改善を図りたい」としている。

 ニュース・アグリゲータや検索エンジンとの商用関係を一定化する新たな標準やポリシーを模索するほか,新聞,雑誌,書籍出版社が国ごとに,あるいは国際レベルで協力できるような行動を検討する。

 WANは,ニュース・アグリゲータや検索エンジンのサービスが,トラフィックを生み出すという点で出版業者にとっても価値があるとしながらも,「彼らのビジネス・モデルの大部分は,コンテンツの無料使用の上に成り立っている」と非難した。

 WAN会長のGavin O'Reilly氏は,検索エンジンが伝統的メディアのコンテンツを無償利用して事業戦略を推進していることについて,「コンテンツのNapster現象」と批判している。

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