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 ノルウェーのOpera SoftWareは現地時間1月24日に,携帯電話向けWebブラウザ「Opera Mini」の世界向けリリースを発表した。「下位~中位モデルも含め,ほとんどの機種で動作する」(同社)としている。同社WebサイトからWAPブラウザを介して無償でダウンロード可能。SMS経由でダウンロードする場合は少額の手数料がかかる。

 同社は2005年8月にノルウェーで最初のOpera Miniトライアル版をリリースし,秋にはスカンジナビア諸国およびドイツで100万人強のユーザーを対象にトライアル提供を行っていた。

 Opera Miniは,Webページを最大80%縮小し,レンダリング技術「Small-Screen Rendering」を用いて携帯電話のスクリーンに合わせて高速表示する。「高速でブラウジングできるため,エンド・ユーザーはデータ・トラフィックにかかる料金を節約できる」(同社)。カスタム可能なブックマーク機能を備えるほか,フロント・ページでは「Google」検索機能を提供する。

 「ほとんどのユーザーは現在所有している携帯電話で,Opera Miniを使ってWebサーフィンを始められる」(Opera Software社CEOのJon S. von Tetzchner氏)

 Opera MiniはJava対応携帯電話で利用可能。サポート言語は,英語,ドイツ語,スペイン語,フランス語,ロシア語,ポーランド語,ノルウェー語,スウェーデン語,デンマーク語,フィンランド語。その他の言語にも対応する予定。

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