米Rambusは,米AMDに対してメモリーおよびロジックLSI向けインタフェース技術に関する特許をライセンス供与する。Rambus社が米国時間1月3日に明らかにした。契約期間は5年間で,延長または見直しの可能性がある。契約金額は7500万ドル。

 対象となる特許は,DDR2/DDR3/FB-DIMMといったメモリーやPCI Expressバスのほか,Rambus社のメモリー・インタフェース「XDR」用のコントローラに使われる技術に関係する。

 なお,米メディア(internetnews.com)は,Rambus社が同様のライセンス契約を米Intelや複数の日本メーカーと結んでいると報じている。

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