米Red Hatは米国時間12月21日,2006会計年度第3四半期(9~11月期)の業績を発表した。売上高は7310万ドルで,前年同期から44%増加,前期から11%成長した。純利益は2320万ドル(希薄化後の1株当たり利益は12セント)で,前年同期比114%増,前期比39%増となった。

 サブスクリプションの売上高は前年同期比54%増,前期比11%増の6020万ドルだった。営業利益は前年同期比147%増,前期比57%増の1870万ドル。

 Red Hat社執行副社長兼CFOのCharlie Peters氏は,「第3四半期の好業績は,これまで人的資源やインフラに投資したことが有効であったことを如実に現れた。当社製品に対する堅調な需要と日々の業務における向上が,安定した成長を実現した」と述べる。

◎関連記事
米Red Hatの2005年6~8月期決算,売上高/純利益とも前年同期比42%増
米Red Hat,2004年9~11月期決算,純利益は前年同期から155%増の1080万ドル
米Red Hat,Linuxユーザー企業を保護するプログラムを発表
米Red Hat,オンラインで認定オープンソース・スタックを提供
米IBMと米Red Hat,Linux導入を推進する世界規模の取り組みを開始
米Red Hatが政府機関向け部門を新設,「政府機関のLinux需要に応える」
「Linuxは<設定不要c,<どこでも自分の環境cになる」---米Red Hat CTO
【Linuxウォッチ】第14回 Red Hat Enterprise Linuxのフリー版,White Box Enterprise Linuxは使えるか

[発表資料へ]