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 米Googleは,Personalized Homepage向けのモジュール作成用API「Google Homepage API」を公開した。同社ソフトウエア・エンジニアのAdam Sah氏が米国時間12月13日にブログで明らかにした。ユーザーは,Google Homepage APIを使って,WebコンテンツやアプリケーションをモジュールとしてPersonalized Homepage上に追加できる。また,フォントやカラーなど,同ページに作用する機能を開発することもできる。

 ソフトウエアなどをダウンロードする必要はなく,モジュールは基本的にXML形式で記述する。作成したモジュールは,「Discover Homepage Content」ディレクトリに申請して公開できる。「質が高く,使い勝手の良いモジュールで同ディレクトリを満たしたい」(同社)。現在,Google社のスタッフが作成したサンプル・モジュールが掲載されている。ユーザーは同ディレクトリのモジュールから気に入ったものを自身のPersonalized Homepageに追加できる。

 なお,法に触れるコンテンツや他者のプライバシを侵害するコンテンツ,ポルノ関連や敵意または暴力をあおる内容,著作権を侵害するコンテンツなどのモジュールは,同ディレクトリでの公開を許可しないとしている。

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