米Googleは米国時間10月7日,ブラウザ・ベースのRSSリーダー「Google Reader」のベータ版を発表した。同リーダーを使うことで,「ニュース・サイトやブログといった頻繁に訪れるサイトから,最新ニュースや情報を自動的に入手できる」(同社)。

 検索ボックスに「new york times」や「nanotechnology」など,興味のあるサイトやトピック,あるいはWebサイトのURLを入力して,「Search for new content」ボタンをクリックし,検索結果の中から「Subscribe」ボタンで関心のあるページを登録すると,最新記事を表示した各ユーザー向けの「リーディング・リスト」が作成される。

 同リストは,日付や関連性をもとに並べ替えたり,ラベルを付けることも可能。アクセスしたページを記憶し,読み終えたページはリストを更新時に表示しない。また同リーダー内から,ブログにフィードを掲載したり,最新ニュースを電子メールで送信できる。

 なお,同機能を利用するには,Googleアカウントを作成する必要がある(アカウント登録ページ)。

 同社ではGoogle Readerについて,「Google機能にパーソナライズしたWebコンテンツを統合する取り組みの一環」と説明している。

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