米DisplaySearchは米国時間10月5日，大型TFT液晶ディスプレイ（LCD）の世界市場に関する調査結果を発表した。それによると，2005年第3四半期の同市場は，7月および8月の出荷高が好調だったことから，予想をはるかに上回る見込みだ。2005年第3四半期の売上高は過去最高の121億ドルで，従来予測より10億ドル高く，前期比で26％増，前年同期比で46％増となる。

　7月および8月のパネル出荷台数は，韓国および台湾サプライヤがノート・パソコン向けパネル市場の85～86％，LCDモニター・パネル市場の90～92％，LCD TVパネル市場の79～80％を占めた。

　その他の主な調査結果は以下の通り。

・ノート・パソコン向けパネルの出荷台数は前期比21％増加し，2005年の世界出荷台数は6000万台を突破する見通し

・LCDモニター・パネルの出荷台数は前期比10％増増加した

・LCD TVパネルの出荷台数は前期比28％増加し，2005年の世界出荷台数は2000万台を突破する見通し

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