米Googleは米国時間9月26日に,テレビ番組検索サービス「Google Video」(ベータ版)に関する強化内容や提携について明らかにした。これまで,Google Videoでビデオを閲覧するためには,専用ビューア「Google Video Viewer」をインストールする必要があったが,今後はWebブラウザ上のビデオ・ウインドウで視聴できる。ウインドウのサイズはブラウザに合わせて調節可能。

 Windowsに加え,Mac OSとLinuxにもサポートを拡大した。また,検索結果ページの画像上に表示された再生ボタンをクリックすると,そのまま10秒間のプレビューが流れる。

 そのほか,同社はテレビ番組のオンライン・ストリーミング配信に関して,米UPNとの独占契約を結んだ。UPN放送局の新番組「Everybody Hates Chris」のプレミア・エピソードを配信する。WWWサイトで,4日間視聴可能。

 ちなみにGoogle社は今月で7周年を迎えている。同社ソフトウエア・エンジニアのAnna Patterson氏が投稿したブログ記事によれば,「Google」検索サービスのインデックス規模は立ち上げ時の1000倍に拡大した。同氏は,「他のいずれの検索エンジンよりも3倍以上大きい規模だ」としている。

◎関連記事
米Google,「Google Video」で一般投稿ビデオの検索・視聴を可能に
米Yahoo!,オーディオ検索サービス「Yahoo! Audio Search」のベータ版を公開
米AOL,ビデオ/オーディオ検索エンジンSingingfishに13社のコンテンツを追加
ビデオ/オーディオ検索の米blinkx,ポッドキャストとビデオ・ブログの検索を可能に
米blinkx,オーディオ/ビデオ・コンテンツのRSSフィード・サービス「SmartFeed」を発表
接戦を繰り広げる米Googleと米Yahoo!,勝負の行方はいかに
Web実態調査で,MSとYahoo!がGoogleとの差を詰める

[発表資料へ]