米Sun Microsystemsは米国時間9月12日に，米AMDの64ビットx86マルチコア・プロセサ「Opteron」を搭載した企業向け新サーバー・ファミリ「Galaxy」（開発コード名）を発表した。「競合する米Dellの4ウエイ・サーバーと比べて，消費電力は約3分の1，性能は約1.5倍，コストは約半分」（Sun社）
今回発表した製品はシングル・ソケットのラック型サーバー「Sun Fire X2100」と2ソケットの4ウエイ・サーバー「同X4100」「同X4200」。「Solaris 10 Operating System（OS）」のほか，WindowsとLinuxをサポートする。
Sun Fire X2100の価格は，「AMD Opteron Model 146」と512Mバイトのメモリー，Solaris 10 OSを搭載した場合，745ドルから。Sun Fire X4100および同X4200の価格は，「AMD Opteron Model 248」と1Gバイトのメモリー，Solaris 10 OSを搭載した場合，それぞれ2195ドルおよび2595ドルから。
同社は，今後同ファミリで，最大8基のマルチコア・プロセサを搭載した16ウエイ・ミッドレンジ・サーバーのリリースを計画している。
また同社は，グリッド・コンピューティング導入支援として，Galaxyサーバー，ネットワーキング装置およびソフトウエアを組み合わせたシステム「Sun Grid Rack Systems」の提供も行う。
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