ルクセンブルクのSkype Technologiesは,開発者向けプログラム「Skype Developer Program」の一環として,Skype社のIP電話サービスやインスタント・メッセージング(IM)サービスを利用するための技術情報「SkypeNet」「SkypeWeb Application Programming Interface(API)」を公開する。同社が現地時間8月24日に明らかにしたもの。
技術情報の公開は,同社の設立2周年を記念して実施するという。SkypeNetとSkypeWeb APIを利用すると,Webサイトや各種アプリケーションに同社のプレゼンス機能やIMサービスを組み込むことができる。「当社のプラットフォームをWebに開放することで,世界最大のオープンなIMプラットフォームが直ちにできあがる」(同社)
なお,同社の各種サービスなどの利用状況は以下の通り。
・IP電話ソフトウエアのダウンロード数は1億5000万回以上となり,225カ国/地域からアクセスがあった
・無料サービスの登録ユーザー数は5100万人以上
・サービスの同時ユーザー数は300万人以上
・累計通話時間は120億分以上
・有料サービスのユーザー数は200万人以上
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