米comScoreの一部門であるcomScore Media Metrixは米国時間2011年7月22日、同年6月における米国のWebサイトランキングを発表した。それによると6月は夏期休暇の計画を立てるために旅行関連のカテゴリーへのトラフィックが増加した。

 6月中は約1億1600万人の米国インターネットユーザーが旅行関連のサイトを訪れた。トラフィック増加率別ランキングのトップ10カテゴリーのうち半分を旅行関連のサブカテゴリーが占めた。ツアー/クルーズサイトのユニークビジターは1347万人で、前月比で14%増加した。ホテルおよびリゾートサイトのユニークビジターは3477万人で同13%増加。そのほか、旅行手続きサイト(前月比12%増)、オンライン旅行代理店(同10%増)、レンタカーサイト(同10%増)のトラフィックが伸びた。

 また夏期休暇の計画に関連するカテゴリーとしては、学校が休みになる子どものアクティビティなどを考慮してスポーツ用品や玩具サイトを訪れるインターネットユーザーが増加した。スポーツ/アウトドア用品サイトのユニークビジターは3267万人で前月から14%増えた。玩具サイトのユニークビジターは1574万人で同12%増加した。

 また、全体のWebサイトランキングでは、米Googleがユニークビジター1億8254万人を獲得して首位に立った。2位は米Yahoo!でユニークビジターは1億7838万人だった。3位に米Microsoft(同1億7356万人)、4位に米Facebook(同1億6088万人)、5位に米AOL(同1億1045万人)と並んでいる。32位の米Disney Online(同3255万人)は前月から8ランク上昇し、37位の米Twitter.com(同3065万人)は9ランク順位を上げた。

[発表資料(PDF文書)]