電子情報技術産業協会(JEITA)は2011年6月24日、国内の5月のパソコン出荷台数が前年同月比26.9%増の80万1000台だったと発表した。2カ月連続の増加。個人向け新製品が好調で、特に地上デジタルチューナー内蔵のデスクトップ型の伸びが目立った。

 内訳は、デスクトップ型が同39.9%増の25万5000台、ノート型が同21.6%増の54万7000台。7月の地上デジタル放送完全移行を控え、地上デジチューナー内蔵PCは同112.0%増の11万4000台で、20カ月連続の増加。特にデスクトップ型は3倍近い伸びを記録した。

 出荷金額は、同21.2%増の700億円。内訳は、デスクトップが同45.7%増の246億円、ノートパソコンが同11.1%増の454億円だった。