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2011年の世界スマートフォン出荷は4億7200万台、IDC上方修正米IDCが米国時間2011年6月9日に公表した世界スマートフォン市場予測によると、2011年の出荷台数は前年から55%増加し、4億7200万台になる見通し。市場動向を考慮して3月に公表した予測値の4億5000万台を上方修正した。また2015年の出荷台数は、2011年から2倍超の9億8200万台に達すると見込んでいる。 IDCによると、世界の携帯電話利用者は、より多機能の端末を求めてスマートフォンに移行していく。この傾向は、アジア太平洋地域や中南米といった新興国市場で顕著だという。平均販売価格の下落、端末機能の向上、データプランの料金低下といった要素を背景にスマートフォンはこれら市場で急成長していくと同社は予想している。 OS別の市場シェアでは、2010年の第4四半期に「Symbian」を抜いた米Googleの「Android」が2011年後半に40%以上伸びるとIDCは見ている。Androidを自社戦略の基盤とする端末メーカーが増えており、これが同OSの成長を促進している。これに対してSymbianは、フィンランドNokiaが米Microsoftの「Windows Phone」に移行することで、シェアを減らしていく。これにより競合メーカーにはチャンスが生まれるという。 表●スマートフォン用OSの世界市場シェアと成長率の予測
出典:IDC Worldwide Quarterly Mobile Phone Tracker
Windows Phoneは、Nokiaが強みを持つ市場で恩恵を受けることになるが、Nokiaが量産を始める2012年まではわずかなシェアにとどまる。NokiaのWindows Phoneへの移行がスムーズに進めば、2015年末までにシェアは20%以上に拡大し、Androidに次ぐ第2位のOSになるとIDCは予測する。 米Appleの「iOS」のシェアは現在第3位だが、その地位は2015年までの予測期間中、維持し続けるという。予測期間の後半には、市場が成熟して製品も多様化することから緩やかな成長になる。シェアは低下するものの、2015年までの全体の出荷台数の伸びは目覚ましいものになるという。カナダResearch In Motion(RIM)の「BlackBerry OS」も、iOS同様にシェアが低下するが、出荷台数は伸び続け、2015年まで第4位の地位を維持するとしている。 [発表資料へ] 最新ニュース記事一覧へ >> |