米comScoreが米国時間2011年2月21日に発表した米国Webサイトランキングによると、2011年1月は確定申告の準備をするために多くの米国ユーザーが税金関連のサイトに押し寄せ、「税金」カテゴリーのトラフィックが急激に増加した。また、1年の始まりとともに休暇や仕事の計画を立てる人も多いことから、「旅行」「求職」カテゴリーのトラフィックが拡大した。

 1月における税金カテゴリーのユニークビジターは2680万人で、前月と比べ345%増加した。旅行カテゴリーのユニークビジターは1億1460万人で前月比54%の増加。求職カテゴリーのユニークビジターは前月を24%上回り、2720万人に達した。

 全体のWebサイトランキングでは、米Yahoo!が首位(1億7890万人)、米Googleが2位(1億7850万人)、米Microsoft(1億7680万人)が3位と、僅差で競り合っている。4位に米Facebook(1億5300万人)、5位に米AOL(1億1100万人)、6位に米Ask Network(9570万人)が続き、トップ6は前月と変わらなかった。

 1月に大きく順位を上げたのは32位の米Tribune Interactiveと36位の米LinkedInで、それぞれ前月は41位と47位だった。また、Huffington Post(41位)、Netflix(44位)、Yelp(45位)、Monster(47位)、Bank of America(48位)が圏外から50位以内にランクインした。

[発表資料(PDF文書)]