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 「2010年、米国で最も働きやすい会社はFacebook」――。こうした調査結果を米国の求人・キャリア情報サイトGlassdoor.comが現地時間2010年12月15日に発表した。Facebookがトップになるのは今回が初めて。前年は航空大手のSouthwest Airlinesが1位だった。

 Glassdoor.comは、利用者が自分の会社の評価を投稿できるコミュニティーサイト。調査では、ワークライフバランスや報酬、福利厚生、社員の労働意欲、経営陣の指導力などを評価項目にし、上位50社を選んでいる。調査対象は約15万人、調査期間は2009年12月1日から2010年12月1日までである。

 トップ5には、前回トップのSouthwest Airlinesが2位に位置するほか、経営コンサルティング会社のBain & Company(3位)、食品大手のGeneral Mills(4位)、PR会社のEdelman(5位)が入った。上位50社のうち21社は今回初めてランキング入りした企業である。

 IT関連企業では、Googleが前年の14位から30位に下がり、Appleは前年の22位から20位に上昇した。このほか、Adobe Systems(39位)、Salesforce.com(41位)、Intel(45位)などがランキング入りしている。

 調査では最高経営責任者(CEO)の支持率も集計している。AppleのSteve Jobs氏が97%と高い支持を得ている。FacebookのMark Zuckerberg氏(96%)、GoogleのEric Schmidt氏(96%)を上回った。

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