家電製品の業界団体Consumer Electronics Association(CEA)が米国時間2010年11月27日にまとめた今年の年末商戦に関する調査結果によると、感謝祭(11月第4木曜日)から週末にかけて、過半数の買い物客が民生電子機器を購入したとう。

 感謝祭(11月25日)の翌日にあたるブラックフライデーにショッピングに出かけた米国消費者のうち、何らかの民生電子機器を購入した人の割合は58%で、衣類に次いで最も多かった。

 感謝祭から週末にかけて最も販売された民生電子機器は、携帯型音楽プレーヤー、ビデオゲーム機および周辺機器、コンピューター(ノートブックパソコンやタブレット端末も含む)だった。これらは贈り物として人気が高く、一方もらいたいものとしてはノートブックパソコンのほか、米Appleのタブレット端末「iPad」や電子書籍リーダーの人気が高いとCEAは予測している。

 また、消費者が今年のホリデーシーズンに民生電子機器購入にあてる平均予算は前年比5%増の232ドルで、過去17年間の調査で最も高い金額を示している。

[発表資料へ]