電子情報技術産業協会(JEITA)は2010年11月24日、10月の国内パソコン出荷台数実績が前年同月比39.6%増の99万9000台だったと発表した。出荷台数は好調で、14カ月連続で前年同月実績を上回った。調査対象は、国内のパソコンメーカー13社。

 出荷台数の内訳は、デスクトップ型が前年同月比80.3%増の35万4000台、ノート型が同24.3%増の64万5000台。市場別では、企業の収益改善にともなう投資の持ち直しで法人向けパソコンが好調だったのに加え、コンシューマー市場では地上デジタルチューナー搭載モデルが引き続き好調を維持した。

 出荷金額は同25.7%増の860億円で、うちデスクトップ型は同44.3%増の310億円、ノート型は同17.1%増の549億円だった。