米InvestorPlace Mediaの子会社で市場調査を手がけるChangeWaveは米国時間2010年11月19日、スマートフォンの満足度に関する調査結果を発表した。過去半年間にスマートフォンを購入した消費者1212人にアンケートを実施したところ、米Appleの「iPhone」に対する満足度が最も高かった。

 自身が購入したスマートフォンについて、「たいへん満足」と回答したユーザーの割合をメーカー別で見ると、Appleが77%で首位だった。次いで米Motorolaが71%、台湾HTCが63%と続き、韓国Samsungは45%、カナダResearch in Motion(RIM)は44%だった。

 機種別の満足度は、Apple製「iPhone 4」の32Gバイトモデルが84%、同16Gバイトモデルが78%で、調査対象となった機種の中でトップ2を占めた。Motorola製品に対する満足度は、「Droid 2」が74%、「Droid X」が71%。HTC製は「EVO 4G」が76%、「Droid Incredible」が70%だった。RIMの新モデル「BlackBerry Torch」は64%と、従来の「BlackBerry Bold」(48%)および「BlackBerry Curve」(40%)を上回ったが、iPhoneに大きく水をあけられている。Samsungの新モデル「Galaxy S」は55%だった。

 米国iPhone販売の提携キャリアである米AT&T以外のサービスプロバイダを利用しているユーザーに、もし現在のプロバイダからiPhone購入が可能だったとしたら、iPhoneを選んでいたか尋ねたところ、34%が「iPhoneを購入していた」と回答した。

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