米Nielsenは米国時間2010年10月5日、米国のモバイルプラットフォーム市場に関する調査結果を発表した。それによると、最近のスマートフォン購入者で最も人気が高いモバイルプラットフォームは米Googleの「Android」だという。

 2010年8月までの過去6カ月間にスマートフォンを購入した消費者のうち、32%がAndroid搭載機を選んだ。カナダResearch In Motion(RIM)の「Blackberry」と米Appleの「iPhone」は、シェア26%と25%で2位の座を争っている。

 スマートフォン所有者全体では、Blackberry OSが依然として強く、31%のシェアを占めている。しかし前月の32%から1ポイント縮小した。一方iPhone OS(iOS)は前月の27%から28%にシェアを拡大し、Blackberry OSに迫りつつある。Androidは前月の16%から19%へと、シェアを3ポイント伸ばした。

 今年1月からの推移を見ると、Blackberry OS(1月のシェアは36%)が減少傾向、iOS(同29%)がほぼ横ばいであるのに対し、Android(同8%)は着実に利用が広がっている。

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