ソフトウエア編では、RDBソフト、Webアプリケーションサーバー、グループウエアソフト、情報分析・意思決定支援ソフト、ERPパッケージ、統合運用管理ツールの詳細データを紹介する。

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RDBソフト

オープン系は富士通、信頼性で抜け出す

 富士通がオープン系RDB(リレーショナルデータベース)ソフト分野で1位を獲得した。1994年(第1回)の調査開始以来初の栄冠となる。

 富士通は重視度の高い「信頼性」において、2位のマイクロソフトを4.7ポイント引き離した。有効回答数が最も多かった日本オラクルは3位。日本IBMは回答数が足りず参考値扱いになった。

 メインフレームなど独自OS系サーバー向けでは、日本IBMが首位をキープした。

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Webアプリケーションサーバー

NECが首位を守る、富士通が浮上中

 NECが前回に続いて1位を獲得した。総合満足度は前回と同じ64.0だった。

 2位の富士通は着実に順位を上げている。前々回は4位、前回は3位だった。

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グループウエアソフト

ネオジャパン悲願達成、サイボウズの連覇阻む

 ネオジャパンが初の栄冠。九つある評価項目のうち七つは、2位のサイボウズより評価が低いが、「導入価格」と「保守サポート料」の2項目でサイボウズを一気に抜き去った。

 10連覇を阻まれたサイボウズは7月27日、大企業向け製品の新版発表に併せて価格を実質値下げ、捲土重来を期す。

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