今年で15回目を迎えた顧客満足度調査では、未曾有の地殻変動が起こった。前回と比較可能な20分野のうち、実に14分野で首位が交代した。

 特に変動が激しかったのは、ITコンサルティング/上流設計、システム開発、システム運用のサービス関連3分野。メーカーで前回3分野を完全制覇した日本IBMがまさかの大失速。代わって日立製作所が一気に3冠を奪取した。

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 ソフトウエア関連でも、大きな変化があった。グループウエア分野では、サイボウズが2000年の第6回調査以来、守り続けていた首位の座をライバルのネオジャパンに明け渡した。オープン系RDB(リレーショナルデータベース)ソフト分野では、富士通が初めて栄冠を手にした。

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