米comScoreはインド時間2010年8月25日、インドにおけるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイトの利用に関する調査結果を発表した。それによると、この7月にインドで最もインターネットユーザーが訪れたSNSサイトは「Facebook.com」で、初めて首位の座に立った(表1)。同サイトのユニークビジター数は2087万人を超え、1年前と比べ179%増加した。
SNSサイト名 | 2009年7月(人) | 2010年7月(人) | 増減率(%) |
---|---|---|---|
Facebook.com | 747万2000 | 2087万3000 | 179 |
Orkut | 1706万9000 | 1987万1000 | 16 |
Bharatstudent.com | 429万2000 | 443万2000 | 3 |
Yahoo! Pulse | N/A | 350万7000 | N/A |
Twitter.com | 98万4000 | 334万1000 | 239 |
LinkedIn.com | N/A | 326万7000 | N/A |
Zedge.net | 176万7000 | 320万6000 | 81 |
Ibibo.com | 156万2000 | 296万 | 89 |
Yahoo! Buzz | 54万2000 | 180万7000 | 233 |
Shtyle.fm | 40万7000 | 155万 | 281 |
2009年7月にインドでトップだった「Orkut」は、ユニークビジター数が16%増の1987万人になり、Facebook.comに及ばず2位に転落した。3位は「Bharatstudent.com」(ユニークビジター数443万人)、4位には「Yahoo! Pulse」(同350万人)が付けている。5位の「Twitter.com」(同334万人)と9位の「Yahoo! Buzz」(同180万人)、10位の「Shtyle.fm」(同155万人)は、ユニークビジター数がそれぞれ前年同月と比べ200%以上増加した。
インドでは7月に、15歳以上のインターネットユーザーの84%(約3316万人)がSNSサイトを訪問した(表2)。フランス(約3274万人)、日本(約3196万人)、韓国(約2496万人)を抑え、世界で7番目にSNSサイト利用が活発な国となった。インドのSNSユーザーは前年同月比43%増加し、インターネットユーザー全体の増加率である13%を3倍以上、上まわっている。
2009年7月(人) | 2010年7月(人) | 増減率(%) | |
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インターネットユーザー数 | 3502万8000 | 3956万2000 | 13 |
SNSユーザー数 | 2325万5000 | 3315万8000 | 43 |
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