米アドモブは、米アップルのタブレット型コンピュータ「iPad」ユーザーの利用実態調査を実施した。

 調査によると、ユーザー属性については73%が男性で、年齢別では45~54歳の比率が最も大きく、続いて55歳以上、35~44歳の順である。35歳以上のユーザー比率は75%に達する。

 世帯収入別では、全調査対象の74%が年収7万5000ドル以上、36%が同10万ドル以上。高収入世帯の利用が中心であることが分かる。

 調査では、ほかに利用しているモバイル端末についても聞いている。半数以上がiPhoneユーザーであり、38%はiPod touchを所有している。Android端末との重複は少なく、7%だけだった。BlackBerryユーザーは18%である。

 アプリケーション・ソフトウエアの購入状況については、80%が4個以上のアプリを発売後1カ月でダウンロードしたという。74%のユーザーは少なくとも1個の有料アプリをダウンロードしている。アドモブによると、これはiPhoneの47%、iPod touchの38%と比べて高い数字だとしている。

 1日当たりのアプリ利用時間は、1~2時間が最も多く全体の35%、続いて30~1時間の22%、2~4時間が19%と続く。