米Akamai Technologiesは現地時間2010年4月20日、世界のインターネット接続状況に関する2009年第4四半期の分析結果を発表した。平均接続速度ランキングの上位100都市のうち、48都市を日本が占め、アジア全体では62都市が占める。米国は21都市がランクインした。

 国/地域別の平均接続速度を見ると、トップ3は韓国(11.7Mbps)、香港(8.6Mbps)、日本(7.6Mbps)。米国は22位(3.8Mbps)だった。平均接続速度が1Mbpsを下回る国/地域は96カ所、100Kbps未満の国/地域が3カ所あった。世界全体の平均接続速度は1.7Mbpsである。

 Akamaiに接続されたIPアドレス数は、約4億6502万となり前年同期から16%増加した。米国(ユニークIPは約1億2495万)が最も多く、次いで中国(同約5211万)が続く。以下は、日本(同約3226万)、ドイツ(約3091万)、フランス(約2148万)の順だった。

 モバイルデバイスによる接続速度は、オーストリアの3.2Mbpsからスロバキアの106Kbpsまで幅が広い。109社のモバイル事業者のうち、40社は平均接続速度が1Mbpsを超え、11社は2Mbps以上だった。

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