米comScoreは現地時間2010年3月3日、米国のモバイル・デバイスによるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の利用状況に関する調査結果を発表した。携帯電話のブラウザからSNSサイトにアクセスした携帯電話ユーザーの割合は、2010年1月(2009年11月~2010年1月の3カ月移動平均)が11.1%で、2009年1月(2008年11月~2009年1月の3カ月移動平均)の4.6%から増加した。スマートフォンユーザーに限定した場合、2010年1月の割合は30.8%に上る。前年1月は22.5%だった。
携帯電話から「Facebook」へのアクセスは前年比112%増加し、「Twitter」へのモバイル・アクセスは同347%急増した。一方「MySpace」は7%減少した。
comScoreモバイル担当上級バイスプレジデントのMark Donovan氏は、「携帯電話は仲間や友だちとのコミュニケーションで中心的役割を担うようになっている。ソーシャルメディアが携帯電話の最適なサービスになるのは自然なことだ」と話す。
なお調査では、モバイル・ブラウザを介してアクセスするユーザー数を集計している。モバイルアプリケーションのみでアクセスしているユーザーは含まない。
サイト | 2009年1月 | 2010年1月 | 増減率(%) |
---|---|---|---|
Facebook.com | 1万1874 | 2万5137 | 112 |
MySpace.com | 1万2338 | 1万1439 | -7 |
Twitter.com | 1051 | 4700 | 347 |
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