調査内容 主要ベンダーに対する利用意向
調査時期 2009年12月中旬
調査対象 ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者
有効回答 2737件(954件)
( )内は情報システム担当者の有効回答数


 日経マーケット・アクセスが、ITpro Researchモニターに登録している企業情報システム担当者を対象に行った2009年12月調査で、情報通信製品/サービス・ベンダーの主要企業45社への利用意向を聞いたところ、トップは前回2009年6月調査に続いて「米Google(Google App Engine、Google Apps)」。「職務で接点がある」とした回答者の32.8%(前回調査では30.1%)が「今後利用したい」と評価した()。

 2位は前回2009年12月調査でGoogleとほぼ同率首位(同29.9%)、Googleが評価対象外だった2008年7月調査2008年10月調査では首位だった「ヴイエムウェア(VMware日本法人)」。今回はGoogleと約5ポイント差の27.2%に後退し、「マイクロソフト」(27.0%、前回は26.7%で4位)とほぼ同率の2位グループとなった。

 4位は前々回2008年10月調査はほぼ同率で2位グループ(28.1%)、前回調査では3位(28.9%)の「デル」が、3.6ポイント・ダウンでまた1ランク・ダウン。前回5位の「日本ヒューレット・パッカード」(HP、前回24.6%)もデルと同じく3.6ポイント・ダウンを喫し、日本オラクル(21.2%)、アドビシステムズ(21.1%)とほぼ同率の7~9位グループに後退した。

図●主要システム関連ベンダー45社に対する「利用希望」(「対象ベンダーのビジネス領域と自分の職務領域に接点がある」とした回答者の中での比率)
図●主要システム関連ベンダー45社に対する「利用希望」(「対象ベンダーのビジネス領域と自分の職務領域に接点がある」とした回答者の中での比率)