米comScoreが米国時間2010年2月8日に公表した米国携帯電話市場に関する調査結果によると、2009年12月時点で携帯電話サービスに加入している13歳以上の米国民は2億3400万人に上った。2009年10~12月の3カ月間に、米国携帯電話ユーザーの63.1%がテキスト・メッセージ送信を行った。SNSサイトにアクセスした人は15.9%、音楽を再生して聞いた人は12.1%だった。

 2009年10~12月におけるOEMベンダーの首位は米Motorolaで、シェア23.5%を獲得した。2位は韓国LG Electronicsでシェアは21.9%だった。3位は韓国Samsung、4位はフィンランドNokia、5位はカナダResearch In Motion(RIM)となり、シェアはそれぞれ21.2%、9.2%、7.0%だった。

 スマートフォン向けプラットフォームを見た場合、RIMが米国スマートフォンの41.6%を占め、首位に立った。米Appleが25.3%で2位に付けた。3位以下に、米Microsoft(シェアは18.0%)、米Palm(同6.1%)、米Google(同5.2%)と続いた。トップ5のうち、AppleとGoogleのシェアが2009年7~9月より1.2ポイントと2.7ポイント拡大し、他の3社からシェアを奪った。

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