図1●ネットスーパーの利用経験
図1●ネットスーパーの利用経験
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図2●利用したことのあるネットスーパー
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図3●利用する理由
図3●利用する理由
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図4●ネットスーパーを利用しない理由
図4●ネットスーパーを利用しない理由
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 マイボイスコムのインターネット調査によると、ネットスーパーを利用した経験がある人は12.3%で、現在も利用している人は8.7%(図1)。利用経験者に具体的なWebサイトを聞くと「イトーヨーカドー」が42.6%で最も多く、「イオン」が33.3%でこれに次いだ(図2)。

 実店舗が存在するスーパーマーケットがサイト上で注文を受け、生鮮食品などを個人宅まで配送するサービス形式を対象に集計した。イトーヨーカドーとイオンのほかは「西友」が13.8%、「イズミヤ」が4.3%、「マルエツ」が2.9%、「オークワ」が2.2%。「そのほか」も23.1%あった。

 ネットスーパーを使っている理由、あるいは使っていた理由を尋ねたところ、「重いもの・かさばるものを届けてくれるため」が56.2%で最も多く、次いで「買い物時間を節約できる」が37.9%だった(図3)。利用方法は「自宅からパソコンで」が90%と圧倒的。

 一方でネットスーパーを利用しない人にその理由を尋ねたところ「送料がかかる」(39.8%)、「実際に自分の目で選びたい」(38.5%)が2大理由となった(図4)。

 今後の利用意向は22.3%で、「利用したくない」の41.7%を下回った。ただし「どちらともいえない」と判断を保留にした人も36.0%。判断を保留した層では例えば「重いものが欲しい時は便利だが、住所などの個人情報などが不安」(女性・36歳)など、利便性を意識しつつも、サービス体制に対する不安がみられた。また生協の宅配など競合サービスを利用しているため必要ないとの声もあった。

 調査は10月1―5日にインターネット上で実施した。有効回答数は1万3536。

■関連情報
・マイボイスコムのWebサイト http://www.myvoice.co.jp/