米国のWebブラウザ市場(StatCounterの2009年7月1日調査)
米国のWebブラウザ市場(StatCounterの2009年7月1日調査)
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世界のWebブラウザ市場(StatCounterの2009年7月1日調査)
世界のWebブラウザ市場(StatCounterの2009年7月1日調査)
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 Webアクセス解析などを手がけるアイルランドStatCounterは,米国時間2009年6月30日にリリースされた米MozillaのFirefox 3.5が7月1日時点で米国ブラウザ市場のシェア2.06%を獲得したとする調査結果を発表した。これにより,Firefox全体の市場シェアは31.8%に拡大した。

 同社CEOのAodhan Cullen氏によれば,「Firefoxで最も高速なバージョンである3.5は,すべり出しも好調だ。Firefox 3.5のリリースにより,米MicrosoftのInternet Explorer(IE)をめぐるブラウザ市場の競争は一層激しさを増す」という。

 Firefox 3.5は世界市場でもすでに1.95%のシェアを獲得している。Firefox全体の世界におけるシェアは30.7%にのぼる。

 これに対しIE(IE 6/7/8)は,世界市場と米国市場の両方で首位の座を維持しており,それぞれ60%と55.8%のシェアを誇る。米Googleが提供するChromeのシェアは米国で2.9%,全世界では2.87%である。

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