博報堂DYメディアパートナーズは6月23日、オフライン/オンラインメディア利用状況に関する調査結果を発表した。東京地区のコンシューマは従来型オフライン4大メディア「テレビ」「新聞」「雑誌」「ラジオ」とインターネット(パソコンおよび携帯電話)を、1日当たり約5時間24分(1週間平均)利用していた(図)。
ここ数年微減傾向にあったメディア接触総時間だが、前年に比べやや増加した。同社は、不景気により自宅で過ごす時間が増えて「巣ごもりメディア消費」につながったことと、パソコンからのインターネット利用が増えたことの影響が出たと分析している。
動画投稿サイトの利用経験率は52.9%で、前年の38.8%から増加した。パソコンで動画を見るユーザーが多くなった影響で、パソコンからのインターネット利用時間も増えた。
地上デジタル放送の利用経験率は57.1%(2008年は40.4%)、ワンセグ放送の利用経験率は41.6%(同28.5%)で、順調に浸透しているという。
調査は東京都など3地区の対象エリアに住む15―69歳の男女2204人を対象に郵送で実施した。回収サンプル数は1919。
■関連情報
・博報堂DYメディアパートナーズのWebサイト http://www.hakuhodody-media.co.jp/