米国のゲーム・ソフトウエア関連業界団体Entertainment Software Association(ESA)は米国時間2009年6月2日,米国家庭のゲーム利用状況に関する調査結果を発表した。米国では68%の家庭がパソコンまたはゲーム機でゲームをプレイしていた。ゲームを楽しむ世帯数は2008年で3%増え,ゲーム愛好者層が拡大したという。

 米国家庭のゲーム機所有率は42%だった。ゲーム利用者の平均年齢は35歳。オンライン・ゲーム利用者の43%を女性が占めた。成人ゲーム利用者のゲーム経験年数は平均12年間で,以前の調査結果に比べ短くなっていた。ESAは,初めてゲームをプレイする人が増えた影響と分析する。

 販売されているゲームのうち45%は,ゲーム関連の自主規制機関Entertainment Software Rating Board(ESRB)によるレーティングが「E(Everyone)」(対象年齢6歳以上)だった。調査対象となった親の77%が「最近のゲーム機に搭載されているペアレンタル・コントロール機能は使いやすい」と評価しているという。

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