medibaと日経BP社の日経ネットマーケティングは4月27日、待受画像やデコレーションメール素材といった無料販促アイテム「デジタルインセンティブ」の利用状況に関する調査結果を発表した。会員登録/商品購入などに伴うデジタルインセンティブの入手経験者は全体の75.9%で、男女別では男性(72.5%)より女性(79.2%)の方がやや多かった。

 入手経験率を入手アイテムの種類別および男女別でみると、「待受画像」は男性が88.6%、女性が87.1%で大差ない。一方「デコレーションメール素材」は男性が38.4%、女性が62.9%で傾向の違いがはっきり出た。特に16―19歳女性の入手経験率は95.2%あり、女性のほかの年齢層と比べても高い。

 入手経路について尋ねたところ、待受画像は「専門サイト」という回答が54.1%で最も多かった。「待受画像」入手経路の2位以下は、「メーカーサイトなどの一般サイト」(36.6%)、「自分で作成」(30.9%)、「交換掲示板」(20.6%)、「プリインストール」(20.0%)、「友人」(17.9%)の順。デコレーションメール素材の入手経路は、「プリインストール」(62.3%)、「専門サイト」(46.3%)、「友人」(39.2%)、「メーカーサイトなどの一般サイト」(22.3%)、「交換掲示板」(14.8%)、「自分で作成」(4.7%)という割合だった。いずれのアイテムも、16―19歳女性は「交換掲示板」からダウンロードする人が目立って多い。

 調査は、au携帯電話ユーザーを対象に携帯電話経由で実施した。有効回答数は510人。

■関連情報
・medibaのWebサイト http://www.mediba.jp/
・日経BP社のWebサイト http://www.nikkeibp.co.jp/