電子情報技術産業協会(JEITA)は2009年3月11日,2009年1月の移動電話の出荷台数実績を発表した。携帯電話とPHSの合計出荷台数は前年同月比53.1%減の191万5000台で,7カ月連続の減少となった。

 2008年度(2008年4月~2009年1月)の累計出荷台数は前年同期比28.4%減の2994万8000台。減少の原因としてはワンセグ対応製品の増加で好調だった前年の反動や景気後退の影響が考えられるが,「年末商戦,お年玉商戦と相次いで不発に終わったことも影響している」(JEITA)という。

 上記出荷台数の内訳は,携帯電話が前年同月比52.2%減の187万1000台,PHSが同74.1%減の4万5000台。ともに7カ月連続の減少である。携帯電話のうち,ワンセグ対応機種は147万3000台。ワンセグ搭載率は78.7%だった。ワンセグ対応機種の累計出荷台数は統計開始後で5085万5000台。