米Microsoftは米国時間2009年1月14日,ビデオ・ゲームを安全に利用するための家族向けキャンペーン「Get Game Smart」を発表した。このキャンペーンは,年齢に適したビデオ・ゲームの楽しみ方などについて,親子の話し合いの促進を目的としている。

 このキャンペーンでは,家庭におけるメディア使用について規則やガイドラインを設定するためのリソースやインセンティブを用意するほか,保護者向けに開設したWebサイト「GetGameSmart.com」で,ペアレンタル・コントロールに関する最新情報や専門家のアドバイスなどを提供する。

 Microsoftは,キャンペーンの一環としてGet Game Smartの活動をサポートする親子を募集する。キャンペーン大使に選ばれた親子には,ゲーム機「Xbox 360」や賞金などが授与される。

 このキャンペーンには,パートナとして家電販売チェーンの米Best Buyや児童保護団体の米Boys & Girls Club of America,ゲーム・ソフト関連の業界団体である米Entertainment Software Association(ESA)などが協力している。

 ちなみに,ESAが2008年に実施した調査によれば,米国世帯の65%においてコンピュータ・ゲームまたはビデオ・ゲームが利用されているという。