米ABI Researchは米国時間2008年12月16日,ハイテク企業14社のブランド・イメージに関するアンケート調査結果を発表した。それによると,ブランド・イメージが最も良い企業はソニー(得票率86%)。以下,米Apple(77%)と韓国LG Electronics(76%)が続いた。

 ブランド認知度は,米Microsoftが最も高かった(99%)。ソニー(98%)、米AT&T(96%)、Apple(95%)もほとんどの人が知っていた。

 信頼できるブランドとしては,ソニーの評価が最も高かった(30%)。これにAT&T,フィンランドNokia,韓国Samsung(いずれも26%)が続き,3位は米Motorola(25%)。高品質の製品やサービスを連想する企業としても,ソニーがトップ(22%)。以下,Samsung(21%)とLG(18%)が続いた。

 クールでトレンディな企業では,Appleが首位に立った(22%)。米Intelは最先端の技術(20%)と革新的なイメージ(13%)が他社よりも強かった。

 否定的なフレーズについては,米Cox Communicationsを「退屈」(11%),Nokiaを「時代遅れ」(13%)と関連付ける回答者が多かった。米Comcastについては「値段が高すぎる」(24%),米Sprint Nextelは「信頼性の低い製品やサービス」(16%)とする評価が多かった。

 この調査は2008年10月,テクノロジに通じた米国消費者1000人以上を対象にオンラインで実施された。