パソコン技術サポートの米RESCUECOMは,パソコン・ベンダーの信頼性に関する評価結果を,米国時間2008年12月15日に発表した。それによると,最も信頼性が高いのは米Appleで,2位以下を大きく引き離した。2位はノート・パソコンで躍進したパナソニック,3位は中国Lenovo Group(聯想集団)だった。

 この評価では,各ベンダーの2008年1~10月における米国市場シェアと,同社へのサポート依頼のベンダー別件数の割合を比較して,信頼性を測る指標「Reliability Score」を算出した。市場シェアの大きさに比べてサポート依頼件数が少ないほど,スコアは高くなる。

ベンダー名        スコア
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(1)Apple         700
(2)パナソニック  489
(3)Lenovo        393
(4)東芝          299
(5)HP            184
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出典:RESCUECOM

 東芝と米Hewlett-Packard(HP)は,2007年から急浮上してトップ5入りを果たした。同年5位だった米Dellは圏外に落ちた。また,知名度の低いベンダーの製品やノーブランド製品は,知名度が高いベンダーのスコアを大きく下回った。