IMJモバイルは11月19日、「iPhone 3G」ユーザーの利用状況などに関する調査結果を発表した。それによると、ユーザーの満足度は高く、情報や消費に旺盛なユーザーが非iPhone 3Gより多かったという。インターネットを通じた情報発信を好む傾向が強いため、iPhone 3Gユーザーに対する働きかけがクチコミマーケティング効果を生み、ビジネスチャンスにつながる可能性があるとみる。
iPhone 3Gの満足度をユーザーに尋ねたところ、「非常に満足している」が22.8%、「やや満足している」が51.9%で、7割以上の人が満足していた(図1)。非ユーザーに比べ「音楽再生」「YouTube」「Google Map」を使う割合が高かった。
各種機能のうち「非常に良い」または「やや良い」という評価が多かったのは、「音楽再生」(89.8%)、「パソコンとの連携」(83.0%)、「ゲーム/アプリケーション」(82.5%)、「Webサイト閲覧」(80.5%)などで、iPhone 3Gの特徴的な機能が上位に並んだ。一方、従来の携帯電話にもある「カメラ」「メール」「SMS」「通話」といった機能は「あまり良くない」「全く良くない」の合計が3割を超えた(図2)。「バッテリー性能」については67.4%が不満を持っていた(図3)。
ユーザーのうちiPhone 3Gだけを使っている人は51.9%で、残りの48.1%はほかの携帯電話を併用している。併用している携帯電話のキャリアは、NTTドコモが47%、auが25%、ソフトバンクモバイルが25%だった。
調査は12―49歳の男女を対象に実施した。有効回答数は412人。
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