地上デジタル放送受信機の累積出荷台数が,4000万台を突破した。電子情報技術産業協会(JEITA)が2008年10月22日に発表した9月の国内出荷実績によると,9月末までの累積出荷台数は4103万9000台となった。製品別の内訳はテレビ受像機が2522万台(液晶テレビが2120万8000台,プラズマテレビが329万2000台,ブラウン管テレビが72万台),DVDレコーダーが698万3000台,次世代光ディスクレコーダーが103万7000台,ケーブルテレビ(CATV)用STB(セットトップボックス)が601万7000台,外付けチューナーが53万6000台,チューナー内蔵パソコンが124万6000台である。

 一方,9月の出荷台数は133万1000台だった。製品別の内訳はテレビ受像機が前年同月に比べて21.8%増加の85万2000台(液晶テレビが同22.8%増加の75万7000台,プラズマテレビが同14%増加の9万5000台),DVDレコーダーが同34.6%減少の13万台,次世代レコーダーが13万8000台,CATV用STBが同14.8%増加の14万5000台,外付けチューナーが同1.1%減少の1万5000台,チューナー内蔵パソコンが同42.3%増加の5万台である。9月になって初めて,次世代レコーダーの出荷台数がDVDレコーダーの出荷台数を上回った。