日本ブランド戦略研究所は9月1日、ユーザーが再び訪れたい思う企業/ブランドWebサイトのランキングを発表した。1位は昨年に続いて「東京ディズニーリゾート」で、アクセス経験のあるユーザーのうち、82.5%がまた訪れたいと回答した。以下はユニクロが81.1%、マクドナルドが80.7%、全日空(ANA)が80.3%で続いた。

 このほかランキング上位は、ケンタッキーフライドチキン(5位)、花王(6位)、味の素(7位)などで、レジャー、流通、旅客運輸、食品/飲料、トイレタリーなどの業界の企業が目立った。

 業界別ランキングを見ると、電子/電機では1位がパナソニック(76.5%)、2位がソニー(74.4%)、3位がシャープ(73.6%)だった。松下電器産業はナショナルも5位に入った。情報/通信ではNTTドコモ(74.5%)がトップとなり、ソフトバンクモバイル(70.5%)、au(69.9%)、Yahoo!BB(64.8%)がこれに続いた。

 趣味/娯楽は、任天堂(76.7%)、ルイ・ヴィトン(70.8%)、フジテレビ(69.6%)の順。また官公庁では外務省(74.7%)が最も高く、このあと国税庁(71.9%)、文部科学省(71.0%)が続いた。

 調査は、日本の有力企業260社のWebサイトについて、それぞれのサイトに半年以内にアクセスしたことのある人を対象に、再訪問したい考えがあるか尋ねた。調査方法はインターネットによるアンケートで、2008年6月に実施した。有効回答数は1万9100。

表●再訪したいサイトランキング
順位サイト名再訪問意向率(%)
1東京ディズニーリゾート82.5
2ユニクロ81.1
3マクドナルド80.7
4全日空(ANA)80.3
5ケンタッキーフライドチキン79.8
6花王79.2
7味の素78.8
8アサヒビール78.6
8日清食品78.6
10モスバーガー78.5
11サッポロビール78.4
12ユニバーサルスタジオジャパン78.3
13日本航空(JAL)78.2
14イオン77.5
15トヨタ自動車77.3
16日本郵便77.1
16ロッテリア77.1
18日本コカ・コーラ77
19サントリー76.7
19任天堂76.7
19ユニ・チャーム76.7
22近畿日本ツーリスト76.5
22Panasonic76.5
22無印良品76.5
25ヤマト運輸76.4
26JTB76.3
27P&G76.2
28ライオン76.1
29キリンビール76
30JR東日本75.6

■関連情報
・日本ブランド戦略研究所のWebサイト http://japanbrand.jp/