ネットエイジアは7月31日、携帯電話に対する依存度について調査した結果を発表した。それによると、自身がケータイ依存、またはそれに近いと思うと答えた人は22.3%だった。20歳代では35.4%、30歳代で18.0%、40歳代で15.0%と、若い世代ほど依存の傾向が強かった。

 携帯電話に依存していると思う理由については(自由回答)、「携帯を触っていないと落ち着かない」「携帯電話が傍に無いと何か物足りない」「携帯電話で何かをしている時間が多い」などが挙げられた。

 携帯電話を持ち歩いていないと不安だという回答者は、77.3%に達した。「不安」と回答した比率を年代別に見ると、20歳代が77.7%、30歳代が78.7%、40代が74.8%で、世代間で大きな開きなかった。

 「携帯電話を持たずに外出した場合、どうするか?」については、「状況によって取りに戻る」という回答者が74.3%、「そのままにする」は18.4%だった。一方、「何があっても取りに戻る」という人も7.4%いた。

 特別な用事がなくても、携帯電話を利用したり触れたりするか尋ねると、「よくする」が38.9%、「ときどきする」が41.8%だった。その理由(複数回答)は、「何となく」(40.2%)、「くせになっている」(34.5%)、「他にすることがないから」(30.2%)など。携帯電話でしていることは、「メールチェック」(74.6%)や「ネット閲覧」(60.1%)が多い。

 携帯電話は自分自身にとって何のための道具かという問いに対しては、「コミュニケーションするための道具」が最多で29.9%。次いで「メールするための道具」(21.8%)、「何でもできる万能な道具」(14.9%)が続いた。

 調査は7月24―28日にかけて、20―49歳の携帯電話ユーザー、435名を対象に実施したもの。

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