ネットエイジアが50―79歳のシニア層を対象に映画に関する調査を実施したところ、映画を観る前の情報収集は「映画のオフィシャルサイトをみる」(45.0%)が最も多く、シニア層をターゲットにした映画でもオフィシャルサイトの充実が重要であることが分かった。

 2位の「新聞で情報をみる」(32.3%)と3位の「家族や友達から情報を得る」(27.4%)に続き、「映画館のオフィシャルサイトをみる」(25.0%)や「ポータルサイトまたは情報サイトで各種ランキングや評価をみる」(24.3%)など、積極的にパソコンを活用していた。

 映画館で観た恋愛映画で、最も印象的だった作品を尋ねると、女性の1位は「タイタニック」、2位は「ローマの休日」、3位は「ロミオとジュリエット」。男性のトップ3は「ローマの休日」「ある愛の詩」「ひまわり」。男女ともに「ローマの休日」の人気が高かった。

 映画館で観た作品、またはこれから観たいと思う作品について尋ねると、1位は「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」(46.2%)、2位は「崖の上のポニョ」(28.6%)、3位は「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」(24.3%)だった。

 なお女性の場合、「崖の上のポニョ」は、60―64歳で36.7%、65―69歳で43.8%、70歳以上で45.5%と、各世代で1位にランクインした。この映画を誰と一緒に観たか、または観たいかについては、男性は「妻」(55.2%)が最多であるのに対し、女性は「夫以外の家族」(35.0%)が最も多かった。

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