米Hitwiseは，米国のオンライン検索に関する調査結果を米国時間2008年7月15日に発表した。6月に行われた検索では，首位の「Google」が前月からシェアを0.88ポイント拡大し，69.17％を占めた。
Googleがシェアを伸ばす一方で，2位の「Yahoo! Search」は前月比0.33ポイント減の19.62％，3位の「MSN Search」は同0.43ポイント減の5.46％，4位の「Ask.com」は同0.06ポイント減の4.17％とシェアを落とし，Googleとの差がいっそう開いている。
英国とオーストラリアでもGoogleの人気は高い。現地サイトも合わせたGoogle傘下のサイトが6月の検索で占める割合は，英国で87.34％，オーストラリアで87.81％だった。Yahoo!傘下のサイトは英国で4.00％，オーストラリアで3.93％。Microsoft（MSN）傘下のサイトは英国で3.72％，オーストラリアで6.72％だった。
また，検索エンジンがWebサイトへのトラフィックに与える影響は高まっている。特に「エンターテインメント」「ビジネスと金融」「スポーツ」「オンライン・ビデオ」「SNS」については，検索エンジンから流れてくるトラフィックのシェアが1年前と比べて2ケタの増加率を示している。また，それを上回る勢いで，Googleからのトラフィックが伸びている。
| 表1●米国検索市場における主要検索エンジンのシェア | ||||||||||||||||||||
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注：search.msn.comはLive.comとMSN Searchでの検索を含む 出典：Hitwise |
| 表2●米国Webサイトのトラフィックにおける検索からのトラフィックの割合 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 出典：Hitwise |
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