博報堂DYメディアパートナーズが行ったメディアに関するアンケート調査によると、「説得力があるメディア」として73.3%の人が「新聞」を挙げ、「テレビ」の37.3%、「インターネット(パソコン)」の20.7%を大きく引き離した。

 「世の中で何が起こっているかを知ることのできるメディア」として挙がったのは、新聞が77.6%、テレビが76.2%、インターネットが52.4%となった。また「情報に対する解説が充実しているメディア」は、新聞が50.3%で最も多く、インターネットの40.9%、テレビの32.4%の順となった。

 「誰と話しても恥ずかしくない話題を入手できるメディア」では79.0%の人が新聞を挙げた。これにテレビの45.9%、インターネットの40.6%と続いた。

 家に中学生以下の子供や孫がいる既婚者の88.9%は「子供や孫に新聞を読ませたい」と考えている。「子供や孫の手前、新聞を読んでいる大人でありたい」という回答は67.5%あった。

 未成年者に対し、「大人になったら新聞を読むべき」かを尋ねたところ、「そう思う」という回答が94.0%、「確かにそう思う」は42%で、「何となくそう思う」は52%だった。また「大人になったら新聞を読んでいたい」という未成年者は93.4%で、「確かにそう思う」は48.7%、「何となく」が44.7%だった。

 調査は2007年11月6―9日の期間、東京で20―30歳代の新聞定期購読者32人にグループインタビューを行った。また2008年1月31日―2月5日の期間、インターネット上で15―69歳の1050人を対象にアンケートを実施した。

■関連情報
・博報堂DYメディアパートナーズのWebサイト http://www.hakuhodody-media.co.jp/