トランスメディアGPが米アップルの携帯電話「iPhone」に関する意識調査を行ったところ、iPhoneが発売されたら「すぐに買いたい」という携帯電話ユーザーは3%にとどまった。「安ければ2台目として購入したい」(9%)と「将来的に購入したい」(15%)も合わせると、購入意向がある人は合計27%となる。

 一方、「購入しない」(19%)と「興味はあるが購入しない」(19%)は合計38%で、購入意向者を上回った。また、35%が「今後の状況を見て決めたい」と回答した。

 購入意欲のある人に理由を訊ねると「機能が良い」(54%)が最も多く、「デザインが良い」(28%)が続いた。「価格が安い」(17%)といった意見もあった。そのほか「新製品が好き」(17%)、「アップル製品が好き」(13%)などの意見が寄せられた。

 購入意欲のない回答者は、「現在の携帯電話会社を変えたくない」(41%)、「現在の携帯端末を気に入っている」(29%)、「価格が高い」(23%)などの理由を挙げた。

 機能面を評価している人は、特に「マルチタッチスクリーン」と「iPod機能の搭載」(ともに43%)に関心が高い。一方、機能面がよくないと考える回答者は、「おサイフケータイやワンセグ、デコメなどが使えない」(30%)、「一般のモバイルサイトが閲覧できない」(26%)、「機能が複雑で使い方が難しそう」(26%)などの点を指摘した。

 回答者全員に、iPhoneが流行るかどうか予測してもらうと、62%が「流行ると思う」と答えた。

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